テックウインド、QNAPの省スペース4ベイNAS「TS-453mini」の発売を発表

2015年5月25日 18:06

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「TS-453mini」外観(写真:テックウインド発表資料より)

「TS-453mini」外観(写真:テックウインド発表資料より)[写真拡大]

 テックウインドは25日、台湾のQNAP社製のSMB向け省スペース4ベイNAS「TS-453mini」の発売と、AMD CPUを採用し10GbEインターフェース増設にも対応するTVS-463/663/863の取り扱い開始を発表した。

 価格はいずれもオープンプライスだが、店頭予想実売価格(税込)は「TS-453mini」が9万9,800円、「TVS-463」が13万9,000円、「TVS-663」が16万9,000、「TVS-863」が 19万9,000円である。

 NAS「TS-453mini」は、3.5インチHDDを4台を縦置き設置するケースの設計で、大幅な省スペース化を実現。サイズは横幅15.1cm/奥行20.0cmとコンパクト。冷却ファンも静かで、本体底面から排気する設計でオフィスのデスクに設置して騒音を気にすることなく運用できる。

 ハードウェア仕様は、CPUに最大クロック2.41GHzのCPUを採用、ボリューム暗号化機能の有効化時にも220MB/sのアクセス性能を実現する。また、背面にHDMI出力ポートを備え、直接NASとモニタを接続しクライアントPC不要の初期セットアップやメディアプレーヤー用途での活用やQvPC機能による仮想化マシンとして活用ができる。

 ソフトウェア機能は、プラットフォームを問わないデータ共有、GUIベースでの容易な管理・運用、ウイルススキャン機能やIPブロッキング機能によるセキュリティ対策、iSCSIによるブロックストレージ機能などを有する。また、タブレットやスマートフォンによるリモートアクセス支援機能にも対応、GUI上のウィザードに従って設定するだけで、リモートネットワークからNASにアクセスし、いつでもどこでもデータをアップロード/ダウンロードできる。

 新製品のTVS-463/TVS-663/TVS-863は、SMB向けモデルとしては低価格ながら10GbEインターフェースの拡張に対応し、動画編集作業におけるストレージなど、大容量と高速インターフェースが同時に要請される用途に適している。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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