Apple、独自のテレビ開発を1年前に断念していた?

2015年5月21日 19:41

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 Appleは超高解像度テレビの開発を計画していたが、約1年前に断念していたそうだ(日経ITproロイター)。

 Appleがテレビの研究開発を始めたのは2000年代半ばごろ。スイッチを切るとガラス板のように透明になり、スイッチを入れるとレーザー光によって画像を映し出すディスプレイのプロトタイプを作っていたという。だが消費電力が大きく、画質も良くなかったため研究のみで終了。他にもテレビ画面上部のカメラとセンサーを使った、テレビ版「FaceTime」的なテレビ電話機能や4Kディスプレイの開発も研究していたそう。

 しかし、Samsungなどの競合がいる市場に参入する理由はないと判断、中止になった模様。現在はオンライン・テレビ(TV)サービスの準備や、テレビに接続して動画などを再生する機器「アップルTV」の新モデルの開発に取り組んでいる。メディア企業に対して新サービスを2015年6月に発表し、同年秋にもサービスを開始したい意向を伝えているとのこと。

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