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アメリカでは宗教を信じる人が減っている
taraiok 曰く、 米国では特定の宗教を信じる人が少なくなっているという。米国はキリスト教国家で知られているが、Pew Research Centerによる35000人を対象にした調査によると、18歳以上のキリスト教信者の割合は2007年は78.4%であったのに対し2014年は70.6%と約8%も低下しており、米国内の2大宗派であるカトリックおよびプロテスタントの両方ともが減少する傾向にあるそうだ。一方で無神論者やノンポリシーな人々は16.1%から22.8%に増えている。まだ全体の数としては少ないが、イスラム教徒やヒンズー教徒は4.7%から5.9%へと1.2%ポイント上昇している(Pew Research Center、Slashdot)。
キリスト教信者の数は減少しているが民族的には多様化してきている。異宗教信者同士の結婚自体も増加する傾向にある。このことが無神論者などを増やす結果につながっているようだ。また70歳以上のキリスト教信者の割合は85%であるのに対し、18~24歳ではその割合が56%にまで低下する。このようににキリスト教所属者の成人年齢の中央値が高くなっているのに対し、無神論者などの平均年齢の中央値は下がる傾向も出ているという。
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