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簡単にハードリセットできることが判明したApple Watch、盗難増加も懸念される
headless 曰く、 Apple Watchはいったん腕から外すとパスコードを入力しなければアンロックできないようになっているが、アクティベーションロックのような仕組みは搭載されていないため、簡単にハードリセットできてしまうことが判明したそうだ(iDownloadBlog、9to5Mac、Neowin、The Guardian)。
iOS 7のアップデートでiPhoneに導入されたアクティベーションロックを使用すると、所有者のApple IDとパスワードを入力しなければデバイスの消去や再アクティベートができなくなる。iOS 8ではデフォルトでオンに設定され、iOSデバイスの盗難件数が大幅に減少したという。Apple WatchはiPhoneとペアリングしてアクティベートしなければ使用できないが、ハードリセットを実行すれば別のiPhoneとペアリングできるようになる。ハードリセット実行時にパスコードを入力する必要はなく、盗んだApple Watchを容易に売り払うことも可能になるとのこと。
他のスマートウォッチでも盗難防止の仕組みが搭載されているものはないが、AppleがiOSにアクティベーションロックを導入してから2年近く経っていることから盗難防止機能が退化したとの見方もあり、盗難の増加を懸念する意見も出ている。
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