マクドナルド、「ママ」が食の安全・安心を確認・公開するプロジェクトを開始

2015年5月12日 10:52

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マクドナルドが開始した食の安全・安心に関する取り組み「Mom’s Eye Project (ママズ・アイ・プロジェクト)」の特設Webサイト。

マクドナルドが開始した食の安全・安心に関する取り組み「Mom’s Eye Project (ママズ・アイ・プロジェクト)」の特設Webサイト。[写真拡大]

 マクドナルドは11日、食の安全・安心に関する取り組みの一環として、新たな活動「Mom’s Eye Project (ママズ・アイ・プロジェクト)」の開始を発表した。母親の視点でマクドナルドの店舗や農場、オフィスなどを確認してもらい、その内容をまとめたレポートを公開するという。

 活動主旨は、同社が失った信頼を取り戻すために、現在同社が取り組んでいる「食の安全・安心」の向上に関する活動の一環として実施される。食品について特に厳しい目を持つ母親(ママ)の視点でマクドナルドの店舗や農場、オフィスなどの現場を確認してもらい、その内容をレポートとしてまとめ、特設webサイトのほか、各種ソーシャルメディア、店頭配布のリーフレットなどを通じて広く公開する。

 また、同社の食の安全・安心に対して、「何を確認するべきか」「どこを見たいか」といった意見や質問を、母親に限らず広く顧客から募集する。募集は特設webサイトや各種ソーシャルメディアを通じて行われ、Twitterは11日から、特設webサイトは14日から募集開始の予定。

 また、募集された意見・質問はとりまとめられ、同社の食の安全・安心を確認するためにはどのような活動をすべきかを討議する意見交換会「Mom’s Eye Table」が月1回程度、定期的に取り上げられる。そして、「Mom’s Eye Table」で話し合われた内容をもとに、母親に直接その目で確認してもらうという。

 このプロジェクトは、Q&Aサイト「見える、マクドナルド品質」や、同社社長が各都道府県の店舗を訪問する「タウンミーティング」などの既存の活動に加えて実施される。第一期としての活動期間は、12月まで。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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