Microsoft、PowerShell DSC for Linuxを公開

2015年5月10日 18:06

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記事提供元:スラド

Microsoftは5日、システム構成管理の自動化プラットフォーム「PowerShell Desired State Configuration(DSC) for Linux」バージョン1を公開した(Windows PowerShell Blogの記事Windows PowerShell Desired State Configuration OverviewSoftpediaの記事本家/.)。

Windows版のPowerShell DSCは2013年にリリースされており、PowerShellのインターフェイスからWindowsとLinuxだけでなく、スイッチなどのネットワーク機器を管理することもできる。機能的にはChefやPuppetと似ているが、OMIをベースにすることでOSや機器に縛られない構成管理が可能となっている。今回のリリースでは幅広いLinuxサーバーOSをサポートし、Linuxの構成管理に使用する10種の組み込みリソースが提供される。構成の適用にはPush(WS-Man)モードとPull(HTTP/HTTPS)モードが提供され、PullモードでのPartial Configurationサポートや、構成不一致時の自動保護が利用できるとのこと。 スラッシュドットのコメントを読む | Linuxセクション | Linux | マイクロソフト | IT

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