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アドバンスト・メディアと島根大、「音声認識記録システム」の連携実証実験に成功
出雲消防本部での実証実験の様子(アドバンスト・メディアの発表資料より)[写真拡大]
アドバンスト・メディアは1日、同社の開発した音声認識・音声対話専用のバッヂ型ウェアラブルデバイス「AmiVoice Front WT01(アミボイスフロントダブルティーゼロワン)のベータ版と、国立大学法人島根大学とテックシロシステムが開発した救急患者搬送時の病院前救護におけるハンズフリー「音声認識記録システム」の連携実証実験が成功したと発表した。
島根大学とテックシロシステムは、ハンズフリーでの音声入力を目的とし、音声認識技術AmiVoiceを組み込んだ救急患者搬送時の病院前救護用「音声認識記録システム」を開発した。しかし、救急車のサイレンや屋外の騒音問題により、高い精度で認識結果が出せないという問題があった。これらの問題に対し、高騒音環境下でも高精度な音声認識を行う事が可能になるAmiVoice Front WT01のベータ版と出雲消防本部で連携実証実験を行ったところ、高い効果を得ることができたという。
AmiVoice Front WT01は、①高指向性アレイマイクと背面スピーカー。即時操作用にマルチファンクションボタンを搭載、②最大100dB耐騒音性能。いつでもどこでも高精度な音声認識が可能、③業種・業態を問わず、幅広い分野での業務活用。ハンズフリー・アイズフリーで作業促進、といった特徴がある。8月より販売を予定している。また、同月には無線機の代わりとして利用可能なハンズフリーIP通話サービスも開始する予定である。
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