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TSUTAYAが格安スマホを販売「TONE」 Tポイント付与やDVD無料レンタルなど
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)とフリービットとの合弁会社トーンモバイルは5月5日からスマートフォン「TONE」を順次販売する。写真は、トーンモバイルのWebサイト。[写真拡大]
「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は4月30日、フリービットとの合弁会社トーンモバイルが5月5日からスマートフォン「TONE」を順次販売開始すると発表した。CCCのポイントサービス「Tポイント」がたまったり、TSUTAYAで毎月1枚CDとDVDをレンタルできるなどの特典を持つ。TSUTAYAの12店舗とTONE直営4店舗の全国16店舗で販売する。
「TONE」は、日本全国5,304万人のTカード利用者へ新しいライフスタイルを提案するカルチュア・インフラを目指し、今までにない新たなスマートフォンを提供するという。従来のスマホとの違いは、今までの通信キャリアが、回線・端末・サービスそれぞれを別の会社が企画・実現していたのを「TONE」は、それを垂直統合し、回線・端末・サービス・生活提案までワンストップで企画している点としている。
これにより、シンプルな料金プランによる低価格、斬新で安心な機能を全て実現できたという。特徴は、共通ポイントサービス「Tポイント」が端末代金と基本プラン月額料金に対し、200円につき1ポイントが貯まるほか、TSUTAYAで毎月CDが1枚、DVDが1枚が無料でレンタルできるなどのメリットが得られる。
主要な機能をひとつに統合した「ONE」というアプリを提供し、写真・動画、音楽、ファイル、ドキュメント・メモの管理などが一つの画面でシンプルに行える。無料で使える家族間見守りサービス「TONE Family」で、子どもや高齢者の所在地の確認、アプリの利用制限、端末・アプリの利用時間制限など、スマホを持たせる上での不安を払拭する機能を搭載する。
また、料金プランが複雑というユーザーの声に応えて、料金プランは月額1,000円(税別)~の1プランに統一した。基本プランにはIP電話の基本料と500~600Kbpsのデータ通信量が含まれ、必要な時だけ高速通信チケット(1GBあたり300円)を購入できる。端末代金は2万4,000円(税別)。IP電話ではない3G音声通話はオプションとして利用できる(初期費用1,500円、月額953円、通話料18円/30秒、いずれも税別)。
端末のスペックは、本体サイズが、高さ151mm×幅77.5mm×厚さ9.5mm、重量が189g。ディスプレイは5.5インチ液晶(960×540ピクセル)、カメラは背面800万画素、全面200万画素。CPUはクアッドコア 1.3GHz、ストレージ(ROM)4GB(ユーザー領域2GB)、メモリ(RAM)1GB。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
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