数多くの新機能が追加されるLinux 4.1、ただしKDBUSは追加されず

2015年4月29日 20:33

印刷

記事提供元:スラド

本家/.「Linux 4.1 Bringing Many Changes, But No KDBUS」より Linux 4.1の最初のリリース候補版が公開された。Linusは「マージ内容から見ても、マージウィンドウはとても普通だった。サイズの面では、4.0が通常よりも若干小さかったのに対し、4.1はこの数年の通常の範囲の中ほどだ。」と注釈している。Linux 4.1には数多くの新機能が含まれる。たとえば、Xbox Oneコントローラーのフォースフィードバックサポートや、Wacomタブレットのサポート改善、Intel Atom SoCのパフォーマンス改善、Radeon DisplayPort MSTのサポート、EXT4ファイルシステムの暗号化、ChromeOS Lightbarのサポート、64ビットARM用のACPIなどが挙げられるだろう。ただし、KDBUSはLinux 4.1に受け入れられなかった

 Linus Torvalds氏は、特別驚くような新機能はないとしつつ、他の人が「大きな新機能」と考えるものが自分とは異なるかもしれないと述べている。皆さんはどう思われるだろうか。

 スラッシュドットのコメントを読む | Linuxセクション | Linux | 入力デバイス | アップグレード | デベロッパー

 関連ストーリー:
Linuxカーネル 4.0リリース 2015年04月15日
投票の結果を受けてLinuxカーネルのバージョンが4.0に 2015年02月25日
Linus Torvaldsが聞く: Linuxのバージョン番号、大きい方がいい?小さい方がいい? 2015年02月14日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事