東芝、メキシコ最大級の複合火力発電所向けに蒸気タービンを受注

2015年4月23日 13:53

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東芝がメキシコ最大級の複合火力発電所向けに受注した蒸気タービンのイメージ画像(東芝の発表資料より)

東芝がメキシコ最大級の複合火力発電所向けに受注した蒸気タービンのイメージ画像(東芝の発表資料より)[写真拡大]

 東芝は23日、複合火力発電所としてメキシコ最大級のノルテⅢ複合火力発電所向けに、蒸気タービンおよび発電機2基を受注したと発表した。

 同発電所は、スペインの大手エンジニアリング会社であるアベンゴア社(Abengoa)が設立する独立系発電事業者(IPP)がメキシコ・チワワ州に建設するもので、2017年8月の運転開始が計画されている。EPC契約者であるアベンゴア社の子会社から受注し、2016年8月から順次納入する予定である。

 今回納入するのは、ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた高効率の発電システムである複合火力発電向けの175MWの蒸気タービンおよび発電機2基。東芝は2011年に、アベンゴア社の別の子会社からセントロ複合火力発電所向けの蒸気タービンと発電機を受注し、納入済みであり、同プロジェクトにおける当社の高い技術力と信頼性が評価されて今回の受注にいたったという。

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