都内CATV2社、防災行政無線をテレビ経由で流す実証実験を開始

2015年4月16日 16:45

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 防災無線は、周囲の雑音などによって「聞こえにくい」という声も多い。そこで東京ケーブルネットワーク(TCN)とメディアキャストが、CATVのインフラを利用して防災行政無線をテレビ経由で送信する実証実験を開始するそうだ(ITmedia)。

 CATVの放送センター機器で防災無線の音声をコミュニティチャンネルの放送波にのせて送信する。防災無線が流れたとき、地上デジタル放送11チャンネルのコミュニティチャンネルを選択し、リモコンの黄色ボタンを押すと防災無線の音声をテレビで聞けるそうだ。また、行政からの緊急メールを画面にオーバーレイ表示する実験も行うという。

 スラッシュドットのコメントを読む | テレビ

 関連ストーリー:
地デジの「難視聴対策衛星放送」と「デジアナ変換」、2015年3月末で終了へ 2014年07月08日
地域イントラネット基盤事業に会計検査院が意見 2010年10月25日
原発事故通知は携帯メールで 2004年08月31日
被災地に緊急時ネットワークを構築する訓練 2002年09月03日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事