Microsoft、LLVMベースの.NET向けコンパイラをリリース

2015年4月15日 16:31

印刷

記事提供元:スラド

insiderman 曰く、 Microsoftが、.NET中間言語(MSIL)をネイティブバイナリに変換するオープンソースのコンパイラ「LLILC」をリリースした。LLVMをベースとしたコンパイラで、現時点ではJITコンパイラとして利用できるという(SourceForge.JP Magazine)。

 Microsoftは.NETの実行エンジンであるCoreCLRをオープンソース化しているが、LLILCではLLVMの技術を利用することで、LLVMがサポートするすべてのターゲットやプラットフォームに向けたコード生成が可能になる(可能性がある)としている。

 また、AOTコンパイルのサポートも計画されているようだ。

 スラッシュドットのコメントを読む | デベロッパーセクション | マイクロソフト | プログラミング

 関連ストーリー:
Microsoft、オープンソースの.NET実行エンジン「CoreCLR」を公開 2015年02月08日
Microsoft、「.NET Core」をオープンソース化。LinuxやMacもサポート 2014年11月13日
Microsoft、C#コードをネイティブコードにコンパイルする「.NET Native」を発表 2014年04月06日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事