大和ハウスなど、ロボットスーツを建設現場で実証試験

2015年4月14日 09:41

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導入されるロボットスーツ(写真:大和ハウス発表資料より)

導入されるロボットスーツ(写真:大和ハウス発表資料より)[写真拡大]

  • 装着しての作業イメージ(写真:大和ハウス発表資料より)

 大和ハウス、大和小田急建設、フジタ、大和リースは、5月1日から、CYBERDYNEの「ロボットスーツ HALR作業支援用(腰タイプ)」10台を建設現場などで実証試験を開始する。

 現在、日本の建設現場では、職人の不足・高齢化が社会問題化している。大和ハウスグループでは、現場で働く職人の重作業の負荷を低減し、高い技術を持つ高齢の職人が長く働き続けられる現場環境の整備を検討してきた。

 職人が作業を行う際、腰部にかかる負荷を軽減でき、腰痛などの身体に係るリスクも軽減できる「ロボットスーツ HALR作業支援用(腰タイプ)」を建設現場や工場などに導入し、労働環境の改善と職人不足の解消に向けた取り組みを開始する。同製品は、コンパクトな軽量モデル(約3kg)のため長時間作業が可能となる。2016年5月からの実運用開始を予定している。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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