ユニティ・テクノロジーズ、「Newニンテンドー3DS」の開発環境を提供

2015年4月13日 20:28

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 ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは13日、マルチプラットフォーム向け統合開発環境「Unity」を任天堂の新型携帯ゲーム機「Newニンテンドー3DS」向けに提供すると発表した。

 この発表は、13日から14日まで、ホテル日航東京(東京都港区)で開催中のUnity開発者や学生を対象とした大規模カンファレンス「Unite 2015 Tokyo」の基調講演で行われた。任天堂とそのサードパーティー開発者、および400万人におよぶ「Unity」の登録開発者に向けて行われた。

 これにより、任天堂の社内外およびサードパーティーの開発者は、Newニンテンドー3DS向けのソフトウェアを開発するにあたって、Unity のパワフルなエンジンと効率的な開発環境を自由に利用できるようになる。

 さらに現在、モバイルゲームやソーシャルゲームを開発している何万ものスタジオをはじめとした400万人をこえるUnity開発者に対しても、Newニンテンドー3DSの携帯ゲーム機に対して、これまでにUnity で開発された膨大なゲームタイトルや、革新的な機能を活かした新しいゲームを提供するための門戸が開かれる。

 「Unity」とは、ゲームとインタラクティブな3Dコンテンツ制作のための強力な機能を提供する統合開発エンジン。直感的なワークスペースと迅速かつ生産的なワークフローにより、開発時間と労力、そしてゲーム制作のコストを削減できるようになるという。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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