クオリカ、ソフトウェアテスト支援製品をクラウドサービスとして提供

2015年4月6日 21:53

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QTaaSサービスイメージ図(写真:クオリカ発表資料より)

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 クオリカとCA Technologiesは6日、サービス仮想化の分野で提携し、ソフトウェアのテストを効率化するサービスの提供を発表した。

 提供するサービスの名称は「QTaaS (キュータース:Qualica Testing as a Service)」。利用料金は、月額150万円(税抜)から。利用条件として、最低3カ月の利用が必要。

 「QTaaS」は、CA Technologiesの製品であるService Virtualizationを、クオリカデータセンタを利用したIaaSサービスであるQcloudに載せて、利用者に提供する。クオリカは、自社のシステムインテグレーションにCA Service Virtualizationを活用してきており、「QTaaS」には、このノウハウが組み込まれている。

 「QTaaS」は、クラウドから提供されるため、利用者は、ハードウェア環境やインストール作業が不要となるメリットがある。また、利用者がアプリケーションのテストで必要となるテスト環境をクオリカが構築して提供するため、ツールを習得する必要がなくすぐに利用できる。月額の利用料金体系のため、必要に応じ臨機応変に使用できる。

 「QTaaS」の基本サービスは、「クラウド環境の準備」、「Service Virtualizationの利用環境準備」、「テストに必要な要求/応答ペア登録、応答データ登録(10MBまで)」、および「サービスご利用中の問い合わせ対応」である。

 オプションサービスとして、「ストレージ保管期間の延長」、「ストレージサイズの拡張」、および「Service Virtualizationの利用機能拡張」が用意されている。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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