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米覆面捜査官2人が闇サイトの摘発中にビットコインを詐取していたことが明らかに
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 米司法省は30日、闇取引サイト「Silk Road」の摘発に携わった覆面連邦捜査官2人が、大量のビットコインを詐取していたと発表した。二人はSilk Roadが麻薬密売の場となっているとの証拠を掴むため、2013年の覆面捜査に携わっていたが、その際に行った取引で得た大量のビットコインを保持していた疑いがもたれている(ITWORLD、AFP、Slashdot)。
元特別捜査官カール・マーク・フォースはSilk Roadの所有者であるロス・ウルブリヒト被告と連絡を取るため、暗号化ソフトPGPを使って未承認の偽装アイデンティティーを複数作成。このうちの1つを使い、ビットコイン25万ドル(約3000万円)相当と引き換えに、米連邦捜査局(FBI)の捜査から保護すると申し出た。さらに、別の偽装アイデンティティーを利用して、10万ドル(約1200万円)相当のビットコインを要求したりしたそうだ。
元特別捜査官ショーン・ブリッジズは捜査の一環としてSilk Road管理者アカウントを入手。ビットコイン取引サイトMt.GOXを経由して自分の口座に82万ドル(約9900万円)相当のビットコインを送金しようとしたという。
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