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熱を使ってネットワークから隔離されたマシンと通信する手法が考案される
記事提供元:スラド
taraiok 曰く、 セキュリティ対策目的などで物理的にネットワークが隔離されている環境は「エア・ギャップ環境」などと呼ばれるが、このような環境にあるPCに対し外部との通信を可能にする技術をイスラエルのベン・グリオン大学(BGU)の研究者らが開発したという(HELP NET SECURITY、Slashdot)。
この技術は「BitWhisper」と呼ばれており、熱放射と熱センサーを使用して通信を行うという。通信可能な距離は約15インチ(40cm)で、ソフトウェアで熱パターンを制御することでバイナリデータを温度信号に変換。隣接したPCが熱センサーを使用して環境温度を検出、データを復号するのだという。2台のPCがあり、1台のみがインターネットに接続されているような環境の場合、BitWhisperを使えばシステム制御用のパスワードを入手することもできるだろうとしている。
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