ジャーマンウイングスの旅客機墜落事故、副操縦士が故意に墜落させた可能性

2015年3月27日 12:57

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記事提供元:スラド

maia 曰く、 3月24日、ドイツ・ジャーマンウイングスの旅客機がフランス南東部に墜落する事故が発生した。この事故では短時間で旅客機が急降下していたことが分かっていたが、新たに発見されたボイスレコーダーの解析によって、副操縦士が旅客機を意図的に降下、墜落させた可能性があることが分かったという(読売新聞)。

 機長が何らかの理由でコックピットから一旦出て、戻ろうとした時に副操縦士は鍵を開けなかった。乗客が叫び声を上げたのは最後の瞬間で、それまで事態に気づいていなかった可能性もある。副操縦士はドイツ人で、テロリストの経歴はなく、テロと見なす根拠はないとのこと(時事通信)。

 詳細は省くが、こうしたパイロットの意図的な異常行為による事故は決して特別に稀なことではないようだ。将来、旅客機のコックピットが無人化される理由の一つがこれ(ヒューマンファクター)であったとしても不思議ではないかもしれない。

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