多くの企業で内部犯行による情報漏洩などに対する問題意識が高まりつつある

2015年3月27日 13:28

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 日本情報経済社会推進協会などの調べによると、重視する経営課題として「情報セキュリティの強化」を挙げた企業が増えているそうだ(ZDNet Japan)。

 最近ではベネッセの顧客情報流出事件が大きく話題になったが、このような内部犯行による情報漏洩や消失について懸念を持っている経営者が増えているようで、多くの企業が「内部犯行による重要情報の漏洩・消失」に対して「最優先で対応が求められている」「セキュリティ課題の中でも優先度が高い」と答えている。また、有効回答全体のうち5.2%(698社中36社)が過去1年間に「内部不正による個人情報の漏洩・逸失を経験した」と回答しているとのこと。

 また、情報漏洩被害の軽減のためにクラウドを使うことが有用だと考えている企業も少なくないようだ。

 とはいえ、やはり経営者がもっとも注目しているのは「業務プロセスの効率化」のようで、「情報セキュリティの強化」を重視する経営課題としてあげた企業が最も多いとのこと。

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