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凸版と国立科学博物館、幼体のティラノサウルスの全身骨格をデジタル復元
凸版印刷は24日、国立科学博物館と共同で、世界で未だ化石が発見されていないティラノサウルスの幼体について、最新学術研究成果からの仮説をもとに、その全身骨格をデジタル復元したと発表した。デジタル復元データを3Dプリンタで出力した全身骨格は7月14日にリニューアルオープンする国立科学博物館の地球館3階展示室で展示・公開される。
凸版印刷と国立科学博物館は、2013年より、ITを活用した楽しく学べる体験型科学学習コンテンツを開発する共同事業を開始した。今回、その第二弾として、幼体のティラノサウルスを凸版の印刷テクノロジーをベースにした可視化技術によってデジタル復元した。
幼体のティラノサウルスをデジタル復元するにあたり、ティラノサウルスに近縁でモンゴルのゴビ砂漠で発見されるタルボサウルスの中で、2011年に初めて報告された幼体の化石(モンゴル共和国科学アカデミー所有)を凸版印刷が精確に三次元計測した。
これを高精細デジタル化し、国立科学博物館の監修のもと、凸版印刷がもつデジタル技術によってタルボサウルスとティラノサウルスの差異を反映させることで、ティラノサウルスの幼体の全身骨格の科学的な仮説を世界で初めてデジタル復元した。
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