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ビル・ゲイツとマーク・ザッカーバーグはアフリカの教育を変えることを目指す
あるAnonymous Coward 曰く、 ビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグなどの資産家たちが支援している、ブリッジ・インターナショナル・アカデミーという組織があるそうだ。この組織は世界で最も貧しいと言われているアフリカ地域の子供たちに安価な教育環境をもたらそうとしているという(WSJ、WSJの日本語記事、Slashdot)。
ブリッジ・インターナショナル・アカデミーは2009年に設立されて以来、400校を超える学校を開校し、12万6000人もの子供たちに教育を行っている民間企業。同校の授業料は月5ドル。統一されたカリキュラムを持ち、教師はNook Tabletを使って授業を管理するという。ケニアの親の中には月に100ドル稼いだ中から6.5ドルを払って6歳の娘を通わせる親もいるという。
同校の教師はNook Tabletに表示された教育ガイドラインに従って授業を行う。また授業の進行状況の管理や各地の町や村に点在している学生からのテスト結果を収集するのにも使われているという(The atlantic)。
ブリッジ・インターナショナル・アカデミーの創設者は、教育は政府機関ではなく民間企業が行うべきだという理念を持っている。そして、発展途上国における初等教育問題を解決し、その地域の発展に合わせて利益を向上させることを目的としている。今は非常に低い売上高だが、10年後には5億ドルまで成長すると見積もっているという。
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