認証不要で不特定多数がアクセスできるWebカメラを朝日新聞が調査

2015年3月17日 21:49

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 朝日新聞が、「パスワードが設定されておらず外部から自由にその映像を確認できる」Webカメラの存在について報じている(該当の記事)。

 このような問題は以前から知られていたが、今回朝日新聞は以下のような手法で調査を行ったという。

 IPアドレスを無作為にたどる方法で調べ、約125万のアドレスを抽出。先月末時点で2163台のウェブカメラがネットに接続されていることを確認した。

 そのうえで接続状況を慎重に検証した結果、35%にあたる769台がパスワードを設定することによって第三者からのアクセスをブロックする対策をとっておらず、映像を見たり音声を聞いたりできた。

 不正アクセス禁止法的にこの調査は大丈夫なのか、調査に第三者機関などが関わっているのか、どんな映像が見れたかわざわざ記事に書く必要があるのか、などいろいろ突っ込みどころが多い気がする。

 なお、別記事によると「今回の調査は公益性があり、意義深い」とのこと。

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