VRデバイスに潜む危険性

2015年3月17日 13:30

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 Oculus Riftやソニーの「Projectr Morpheus」、Valveの「Steam VR」といったVRヘッドセットが近年注目されている。これらデバイスは各種センサーやディスプレイを内蔵したゴーグルを装着することで、あたかも仮想世界の中にいるかのような体験ができるが、視野が完全に隠れるという問題もある。これは将来、一般にVRデバイスが普及した際に問題になる可能性があるという(4Gamer)。

 展示会などでのデモでは、通常は解説員などのスタッフが付き、また専用のブースやフロアでの体験となるため、事故などは発生しにくい。しかし一般家庭内では必ずしも何も無い広い空間内で使われるとは限らず、またPCなどと接続するケーブルもある。そのため使用中に家具に接触したり、ケーブルを引っかけたり、足を滑らせて横転するといった危険性がある。

 タレコミ子も以前Oculus Riftのデモを体験したが、独特の感覚があり、いわゆる「3D酔い」のような体験もした。長時間VRデバイスを使用した結果、健康を害す可能性もないとは言えない。VRデバイスが一般に普及する前に、このような問題についても注意する必要はあるだろう。

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