底面にフィンが付いた鍋、一酸化炭素排出量が多いとしてリコール

2015年3月16日 14:46

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 熱を多く伝えるために底面にフィンが付けられたマルチパン(深型フライパン)「Hirota ECOマルチパン」なる製品がリコールされている(消費者庁リコール情報サイト)。通常のフライパンと比べて多くの一酸化炭素が排出されるためという。

 この製品を使用中に警報器が鳴ったという申し出が4件あり、製品を検査した結果「健康に害を与えるおそれのある一酸化炭素の排出量」が検出されたという。製品と一酸化炭素発生の因果関係は調査中だが、炎と接する面にあるヒートシンクが原因と推測されている。

 Woman Exciteのショッピングページによると、鍋の底部に結構な高さのフィンが付けられていることが分かる。このマルチパンは、「横に逃げる炎と熱を波形フィンが吸収し、効率よく調理面加熱に伝えるため、熱ムラが少なく フライパン全面で食材を加熱できます」とのことで、一般的なフライパンと比べ短時間で料理ができるとうたっていた。

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