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三井不動産、バンコクの56階建てマンション事業に参画
三井不動産は、バンコクの中心エリアで新たに高層マンション事業「アシュトン・チュラシーロム」に参画する(写真:同社発表資料より)[写真拡大]
三井不動産は10日、タイの首都バンコクの高層マンション事業「アシュトン・チュラシーロム」に参画することを発表した。三井不動産レジデンシャルとの共同出資会社、三井不動産アジア(シンガポール)を通じて参画する。
事業は地元の有力な住宅デベロッパー「アナンダ社」と共同で進めてられる。これで同社の東南アジアでの住宅事業は計8事業、商業施設事業を加えると東南アジアで推進中の事業は計10事業となる。
マンション建設は、56階建1,180戸の大規模プロジェクトで、計画地は、シーロム/サトーンエリアに隣接し、MRTサムヤーン駅から徒歩3分と、バンコク都心部に位置している。サムヤーンエリアには、タイを代表するチュラロンコーン大学をはじめとする教育機関や医療機関が多く、タイで有名なルンピニ公園やサイアム・パラゴンなどにも容易にアクセスできるなど、生活利便性が高いエリア。
バンコクでは長期間安定的な成長が続いており、中間所得層の人口が増加していることから住宅需要が強いマーケットとなっている。同社のバンコクでのマンション事業も順調に販売が推移しているという。今回のプロジェクトでも日本国内やシンガポールで培ってきた住宅開発・マーケティングなどのノウハウを最大限に活かして推進していくという。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る)
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