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三菱樹脂、農業用フィルム事業のみかど化工を買収
三菱樹脂は10日、農業用フィルム事業を手掛けるみかど化工の株式49.8%を日本ポリエチレンから取得することで合意したと発表した。三菱樹脂は既にみかど化工の株式45.5%を保有しており、取得後の保有率は95.3%となる。
みかど化工は、千葉県市原市に本社を置く企業で、1968年8月設立。資本金は約14億円で、従業員数は約60名。農業用ポリエチレン特殊フィルムの製造、販売を手掛けている。1997年に三菱樹脂が資本参加し、現在のみかど化工の出資比率は、三菱樹脂が45.5%、日本ポリエチレンが49.8%、三菱樹脂グループのジェイフィルムが4.7%となっている。
三菱樹脂では今後、同社子会社の三菱樹脂アグリドリームをはじめ、農業資材関連グループ会社間での最適な生産体制の確立や管理機能の統一を行い、みかど化工が先行して手掛けている中国事業で、一層の協業を進めるとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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