Microsoft、Windows 7のISOイメージ提供を開始

2015年3月1日 23:29

印刷

記事提供元:スラド

MicrosoftがWindows 7の正規ユーザーを対象に、ISOイメージのダウンロード提供を開始した(Microsoft Software RecoveryHotHardwareの記事ZDNetの記事本家/.)。

ダウンロードするにはMicrosoft Software Recoveryのページで正規のプロダクトキーを入力し、言語を選択する必要がある。ただし、使用できるのはリテール版のプロダクトキーのみで、OEM版のプロダクトキーは使用できない(DSP版のプロダクトキーが使用できるかどうかは不明)。また、プロダクトキーと言語の組み合わせが正しくない場合はダウンロードできない。HotHardwareの記事やZDNetの記事にあるように、リテール版の正規のプロダクトキーを使用してもダウンロードできないことがあるようだ。手元にあったWindows 7 Professional日本語版(アップグレード版)のプロダクトキーで試したところ、日本語版のダウンロードはできず、フランス語版と韓国語版を選択した場合だけダウンロードリンクが表示された。インストールイメージにはSP1が適用済みだった。

なおWindows 8.1のISOイメージは、Microsoftが別のWebページで公開しているWindowsメディア作成ツールを使用することでダウンロードできる。その際にプロダクトキーなどは要求されない。Windows 7とWindows 8.1でISOイメージの提供条件が異なる理由は不明だ。ZDNetの記事では両者の明らかな違いとして、Windows 7がプロダクトキーを入力せずにインストールでき、そのまま一定期間利用できるのに対し、Windows 8.1はプロダクトキーがなければインストールできない点を挙げている。 スラッシュドットのコメントを読む | マイクロソフト | Windows

 関連ストーリー:
Windows 8.1リリース 2013年10月18日
Microsoft、Windows 8.1プレビュー版を公開 2013年06月28日
廉価な中国語版MS Officeプロダクトキーで日本語版Officeを有効化、ライセンス的にはどうなの? 2013年05月14日
Windows 8 Media Center Pack の無償プロダクトキー申し込みでトラブル? 2012年12月30日
海賊版のWindows 8 Proを無償で正規にライセンス認証可能な問題が発覚 2012年11月23日
Windows 8、ISOファイルおよびVHDのマウントに対応 2011年09月01日
Windows 7 ユーティリティ、GPL プロジェクトのコードを一部「拝借」している? 2009年11月11日
「Windows 7はUSBメモリでも提供されるかも?」という噂 2009年06月30日
Windows Vistaのアクティベーションをクラックする新手法が登場 2007年03月14日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事