丸紅、福井県敦賀市でバイオマス発電事業を開始

2015年2月27日 10:43

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 丸紅は26日、100%出資の子会社である丸紅火力を通じて、福井県敦賀市にある東洋紡敦賀事業所第二事業所の敷地内、約2万2,000m2を賃借し、バイオマス発電事業を行うと発表した。丸紅火力が100%出資する敦賀グリーンパワー株式会社を事業主体として、2015年11月より建設工事に着手、2017年夏の商業運転開始を目指す。

 この案件は、国内外の未利用な木質チップを主な燃料とするバイオマス発電事業で、出力は37MW、年間発電量は一般家庭約7万世帯の電力消費量に相当する。丸紅が行う電力小売り事業の新たな電源として活用する。

 遊休地の活用方法を検討していた東洋紡と、発電所建設に必要なインフラが整った土地を探していた丸紅の意向が合致し、同社の事業所内における発電所建設にいたった。

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