小岩井乳業、東北復興支援チーズ第5弾の「小岩井オードブルチーズ【牛たん】」を発売

　小岩井乳業は20日、東日本大震災復興支援の一環として「小岩井オードブルチーズ【牛たん】」を3月2日から発売すると発表した。

　同社は、義捐金付き東北復興支援商品のチーズを、期間限定の「小岩井オードブルチーズ」としてこれまで4品発売してきた。第1弾は、岩手県産の桜こあみ使用(販売期間2013年31日～9月2日)。第2弾は、岩手県産の鮭使用(販売期間2013年9月2日～2014年3月3日)。第3弾は、宮城県産の黒海苔使用(販売期間2014年3月4日～8月31日)。第4弾は岩手県産の真いか使用(販売期間2014年9月1日～2015年3月1日)。

　第5弾となる「小岩井オードブルチーズ【牛たん】」は、「スモークした牛たんの香りとうまみ、ブラックペッパーのほどよい辛みがクセになるくせになるチーズ。クリーミーでコクのあるチーズと牛たんの組み合わせによる、贅沢な味わいが特長」「岩手県小岩井工場産の醗酵バターを加えて仕上げた、しっかりとした濃い味わいが楽しめる」「素材の持ち味を活かし“香料不使用”で仕上げた」と同社はアピールする。

　ポーションチーズ市場はプロセスチーズの中でもボリュームの大きな市場の一つである。ポーションチーズとは小分けされたチーズのことで、6Pチーズ、ベビーチーズ等がある。おやつ、おつまみとして手軽に食べられるため、幅広い年齢層に受け入れられている。このようなマーケットの中で、同社ならではのこだわりをもった、期間限定のポーションチーズとして発売する。価格は、162円(容量41g、1箱3個入り)

　同シリーズでは、商品1箱あたり1円を集計し、東北の復興支援活動に活用する。寄付先については被災地の状況により決定される。同社は「絆を育む」をテーマに、被災地の一日も早い復興を祈念するとともに、引き続き被災地の皆様の支援に尽力していくという。（記事：宮野 浩・記事一覧を見る）