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ロボットに仕事を奪われていくなか、取り残されないようにする方法とは
eggy 曰く、 オックスフォード大学マーチンスクールのCarl Frey氏とMichael Osborne氏が2013年に発表した論文によれば、コンピュータ化によって米国内の47%、英国内の35%の働き口が奪われるという。また、両氏らが新たに発表した調査報告書によれば、オートメーション化は景気停滞を引き起こすという(Slashdot、Motherboard)。
近年、オートメーション化が増々進む一方で、新たに生み出される雇用は少ない。新たなテクノロジーは新たなチャンスを生み出すのではないかと期待してしまうが、実際のところは、米国内の2010年の就職口のうち2000年には存在しなかった産業のものは、わずか0.5%でしかなかったとのこと。新たな仕事の例を挙げれば、iOS開発者、ズンバ(ラテン音楽などの動きを元にしたフィットネスプログラム)のインストラクター、ソーシャルメディア関連の仕事などで、いずれも特殊な技術を必要とし、ロボットに任せるには複雑すぎるものである。つまり、「オートメーションのボトルネック」は、クリエイティビティ、社会的知能、そして複雑な物体や環境に関わる能力なのだそうだ。
以前は、投資の減少と経済成長の停滞に相関関係が見られたが、現在は経済成長が停滞しているからといって投資が減っているわけではないという。例えば、25万ドルで創設されたWhatsAppが190億ドルで買収された時も、たった55人の従業員しか雇わなかった。これはつまり、多くの人が「パイの分け前から完全に排除」されるリスクが高まっていることを意味するという。
経済成長の停滞に歯止めをかけるためには、新たなテクノロジーを開発すると同時に、オートメーションのボトルネックに焦点をあてて、テクノロジーに仕事を奪われることのないようなスキルを個人個人が身につけることが大切になるのだろう。
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