タカラトミー、ディズニー・ピクサー最新2作品の玩具商品化権を取得 グローバルに商品展開

2015年2月21日 11:22

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「インサイド・ヘッド」のキャラクター(タカラトミーの発表資料より)©Disney/Pixar

「インサイド・ヘッド」のキャラクター(タカラトミーの発表資料より)©Disney/Pixar[写真拡大]

  • タカラトミーグループが商品化権を取得した「インサイド・ヘッド」の商品例。おしゃべりぬいぐるみシリーズ(タカラトミーの発表資料より)©Disney/Pixar

 タカラトミーグループは20日、米国ディズニー・コンシューマ・プロダクツと、ディズニー/ピクサーの最新作である「インサイド・ヘッド(原題:インサイド・アウト)」、「グッド・ダイナソー(原題)」の2作品で、同グループが全世界での玩具を中心とした商品化権を取得したと発表した。

 さらに同グループは、ディズニー専門チャンネル「ディズニージュニア」のアニメーション作品「マイルズ・フロム・トゥモローランド(原題)」のアメリカとカナダにおける玩具商品化権を取得。今後、アメリカ・カナダ以外の地域での玩具商品化権の取得も目指すという。

 タカラトミーグループは、2011年にトミー・インターナショナルをグループ化したことにより、欧米をはじめ国際市場への拡大を強化してきた。今回、グローバルでの契約締結に至ったのは、タカラトミーグループのグローバルベースでの販売強化体制が評価されたのも背景のひとつだと同グループは分析している。

 これまでは、ディズニー/ピクサー作品の商品展開は、日本をはじめ限定された地域での販売が中心だったが、「インサイド・ヘッド(原題:インサイド・アウト)」「グッド・ダイナソー(原題)」では、欧米や日本を含むアジアなどグローバルでの商品展開を行う。さらに既存流通チャンネルに加えて、新たな販売チャンネルの拡大を進めるなど、商品配給網の拡大を狙う考えだ。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る

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