江ノ電沿線の施設で観光情報を受信できる『江ノ電なび』アプリ

2015年2月13日 16:21

印刷

江ノ島電鉄と夢現舎は、「iBeacon」を利用した情報発信アプリ・サービス『江ノ電なび』の試験運用を今月5日より開始した。

江ノ島電鉄と夢現舎は、「iBeacon」を利用した情報発信アプリ・サービス『江ノ電なび』の試験運用を今月5日より開始した。[写真拡大]

 江ノ島電鉄と夢現舎(東京都八王子市)は、ユニティベル、芳和システムデザイン、アウリスの協力のもと、『iBeacon(アイビーコン)』を利用した情報発信アプリ・サービス『江ノ電なび』の試験運用を今月5日より開始した。

 『江ノ電ナビ』は、江ノ電沿線をもっと楽しむための観光・イベント情報などが得られるスマートフォン用ナビアプリ。各駅や江の島シーキャンドル、江の島エスカー乗り場といった江の島の島内施設(ビーコン機器を設置した電波圏内)に入ると『江ノ電なび』アプリが音と共に関連情報を一覧表示する。

 その中から見たい情報をタップすることで、時刻表はもとより、観光・イベント情報などを入手することができる。利用者がタイムリーにその場所周辺で開催されているイベント情報などを得られることが、『江ノ電なび』の特徴だ。

 『iBeacon(アイビーコン)』とは、Bluetooth Low Energy(BLE)(近距離無線通信技術)を利用したiOS7追加機能のひとつ。ビーコンという機器から発する電波を対応電子機器が受信し、アプリにより様々なアクションを起こすことができるもので、Android端末にも対応している。

 現在は主に、2/1~3/1まで開催している「江ノ電 バレンタインスイーツラリー」に関する情報を発信しているという。また、多くの観光客だけでなく、普段から通勤・通学で江ノ電を使っている利用者へも情報を発信していくという。(記事:町田光・記事一覧を見る

関連記事