Microsoft、オープンソースの.NET実行エンジン「CoreCLR」を公開

2015年2月8日 18:27

印刷

記事提供元:スラド

本家/.「Microsoft Open Sources CoreCLR, the .NET Execution Engine」より Microsoftは、.NET Frameworkのオープンソース化プロジェクトの一環として、GitHubで.NET Coreの実行エンジンCoreCLRが入手可能になったことを発表した。CoreCLRはガベージコレクションやマシンコードへのコンパイル、中間言語のバイトコード読み込みといった処理を受け持つ。.NETチームによれば、「我々はRyuJITや.NET GC、ネイティブ相互運用機能および多くの.NETランタイムコンポーネントを含む、完全な最新のCoreCLR実装をリリースした。(中略)プラットフォーム固有コンポーネントのLinuxおよびMacへの実装も今後数か月の間に追加する予定だ。.NET Coreには既にLinux固有のコードもいくつか用意されているが、まだ移植を開始したばかりだ。我々は初めにコードを公開したい。そうすれば皆がクロスプラットフォームの旅を最初から楽しむことができるからだ。」とのことだ。

 スラッシュドットのコメントを読む | オープンソースセクション | オープンソース | マイクロソフト | デベロッパー

 関連ストーリー:
オープンソースとなった.NETは仕事で使えるか 2014年12月26日
Microsoftのオープンソース受け入れは何を生み出すのか 2014年12月23日
Microsoftが.NET Coreを紹介 2014年12月07日
Microsoft、「.NET Core」をオープンソース化。LinuxやMacもサポート 2014年11月13日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事