「原始重力波の痕跡」発表は誤り ノイズであると判明

2015年2月4日 19:30

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 昨年3月、米国の研究チームが宇宙初期の「重力波」の痕跡を捉えたと発表したが、これについて「確定的な証拠は見つからなかった」との解析結果が発表された(読売新聞日経新聞)。

 観測された重力波の痕跡はインフレーション理論の直接的な証拠と期待されたが、米国やESAのチームが観測衛星「プランク」で得られた新データなどを基に共同で解析したところ、この痕跡は銀河のちりによるノイズが大きく影響し、急膨張を示す証拠にはならないと否定される結果となった。確認されればノーベル賞級ともいわれていたが、今回はお預けのようだ。

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