電通、オーストラリアのクリエーティブ・エージェンシーを買収

2015年2月4日 21:38

印刷

電通は、オーストラリアのクリエーティブ・エージェンシーBelgiovane Williams Mackay(BMW)社を買収する。写真は、BMWのWebサイト。

電通は、オーストラリアのクリエーティブ・エージェンシーBelgiovane Williams Mackay(BMW)社を買収する。写真は、BMWのWebサイト。[写真拡大]

 電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は4日、オーストラリアのクリエーティブ・エージェンシー「Belgiovane Williams Mackay Pty Ltd」(BWM社)の株式51%の取得と、早ければ2019年末にも完全子会社化するオプションを当社グループが有することにつき、同社株主と合意したと発表した。

 BWM社1996年に設立され、現在ではオーストラリアにおける独立系クリエーティブ・エージェンシーとしてトップクラスの規模を誇っているという。クリエーティブ領域におけるフルサービスやダイレクト・マーケティングに強みを持つほか、傘下に持つ専門的なサービスを提供する子会社4社との連携により、PR、ソーシャルマーケティング、デジタルコミュニケーション・サービスなども提供している。

 買収後のBWM社は、社名を「BWM電通」に改名し、同国における電通グループの旗艦クリエーティブ・エージェンシーとしての役割を担うことになる。そして、グループ各社と連携しながら、顧客企業のブランディングや販売促進に貢献する高度でシームレスな広告コミュニケーション・サービスを提供する。

関連記事