【銘柄フラッシュ】イナリサーチなど急伸し第3四半期発表の大手商社も高い

2015年2月4日 16:06

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 4日は、国債先物が2カ月ぶりの安値水準と伝えられたため株式への資金シフト期待が聞かれ、三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> は昨日の第3四半期決算発表も好感されて5.2%高。円相場が対ユーロで3円近い急落となったため、欧州景気に感応が大きいとされるマツダ <7261> は3.4%高、JT <2914> は4.8%高。

 10時に海外子会社の設立を発表したホシザキ電機 <6465> は急伸となって5.3%高、11時に第3四半期決算を発表した三井物産 <8031> は後場ダレ模様になったが1.6%高、13時に第3四半期決算を発表した三菱商事 <8058> は一段強含んで4.8%高、同時刻に発表のJXホールディングス <5020> は原油安の影響が心配されたが1.2%高、14時に発表した東京海上ホールディングス <8766> は5.0%高、やや遅れて発表したゴールドウイン <8111> は8.9%高。一方で、富士重工業 <7270> や三菱重工業 <7011> は13時台の第3四半期決算発表を境に軟化した。

 イナリサーチ <2176> (JQS)は9時に核酸医薬品の開発試験の受託を発表し期待が強まり20.6%ストップ高、山王 <3441> (JQS)は水素透過膜による低コストの水素量産技術を材料に連日ストップ高の16.0%高、ミクシィ <2121> (東マ)はガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> が好決算だったため同じような好決算の期待が広がり9.7%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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