Google、Android 4.3のWebViewに対する脆弱性修正を行わなかった理由について説明

2015年1月28日 14:52

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 先日、GoogleがAndroid 4.3以前のサポートを中止するのではないか、という話が出た。発端はAndroid 4.3のWebViewに含まれる脆弱性について修正を行わなかったというものだが、これについてGoogleがその理由を語ったそうだ(SlashdotITmedia)。

 これによると、AndroidのWebViewはAndroid 4.3以前ではWebKit、4.4以降ではChromiumベースの実装になっているという。そして、Android 4.3のWebViewは2年以上前のWebKitからフォークして独自に開発が加えられたものであるため、現在のWebKitに対するセキュリティ修正と言った新しい変更を加えにくくなっているのだという。

 なお、本家記事では「GoogleはMicrosoftやAppleの解決されていない脆弱性を公表しているのに、Androidに対しては脆弱性を修正するリソースがないとしているのは興味深い」などと皮肉られている。

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