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GSユアサ、リチウムイオン電池一体型の太陽光発電用パワーコンディショナーを販売開始
GSユアサは27日、災害に強く環境負荷の小さい地域づくりや、エネルギーコスト削減に最適な、リチウムイオン電池一体型の太陽光発電用パワーコンディショナ「パワーソーラーⅢ」を発売することを発表した。
2012年7月にスタートした、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を背景に、太陽光発電システムは住宅用、産業用ともに普及が進んでいるが、現在は防災拠点などにおける自立分散型エネルギー供給体制の構築や、電力需給のピークコントロールに対する社会的関心やニーズが高まっている。
GSユアサが今回発売した「パワーソーラーⅢ」は、出力容量4.5kWのパワーコンディショナにリチウムイオン電池LIM50シリーズを搭載しており、災害による大規模停電時にも安定した電力を供給することが可能となる。また、深夜電力や太陽光で発電した電力を蓄電池に充電しておくことで、曇天時など太陽光による発電電力が少なくなった時には、蓄電池から電力供給をサポートすることができる。
ほかにも、防塵・防水に関する保護レベルの高い自立キャビネットを使用しており、屋外への設置が可能、同社の特許技術により、蓄電池からの逆潮流を防止し、太陽光パネルからの逆潮流が可能、といったさまざまな特長を持つ。
同社は今後も、「パワーソーラーⅢ」をはじめ各種蓄電システムを普及させることにより、防災拠点機能の強化や再生可能エネルギーの有効活用など、多様なニーズに応えていくという。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る)
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