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「歩きスマホ」9割は「迷惑だと思う」が、3割は「時々やっている」
電気通信事業者協会が実施した「歩きスマホ」に関する調査結果を示す図(同協会の発表資料より)[写真拡大]
電気通信事業者協会が23日発表した「歩きスマホ」の実態と意識に関するインターネット調査結果によると、「歩きスマホ」を「日常的に」やっている人と「時々」やっている人は合わせて44.8%と半数近くにのぼった。
内訳では、「日常的に」やっている人が10%、「時々」やっている人が34.4%。年齢層・年代別では、女性10~30代と男性10~20代に「歩きスマホ」をしている人が多かった。3人に1人は「歩きスマホ」でぶつかりそうになった経験がある。「歩きスマホ」で実際にぶつかったり、ぶつかられることが多いのは駅。とくに、「駅の通路」での接触が多い。
「歩きスマホ」が増えていると思っている人は、全体の85.5%、学生では91.2%。「歩きスマホ」は迷惑だと思っている人は全体の91%。しかしながら、男性の10~20代では、迷惑だと思っている人が全体と比較してやや少ない。
電気通信事業者協会と携帯電話・PHS事業者4社(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ワイモバイル)は、急速に普及が進むスマートフォンの利用マナーについて、「やめましょう、歩きスマホ。」という事業者共同啓発キャンペーンを2014年の1月と7月に実施した。本調査結果を踏まえ、今後とも引き続きマナー向上に取り組んでいくという。
調査は、2014年12月11日から14日までの4日間、東京23区・名古屋市・大阪市・福岡市・札幌市在住の15歳~69歳の男女スマートフォン
保有者600人を対象に行われた。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る)
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