パナソニック、スポット光で多彩な照明パターンが楽しめるLEDシーリング発売

　パナソニックは23日、調光や調色、配光の切替え機能に加えて、新たにLEDスポット光を本体外周部に搭載し、部屋のインテリアやさまざまな生活シーンに合った照明の演出ができる「LEDシーリングライト」を2月20日から発売すると発表した。

　価格はオープンプライス。8畳用と12畳用があり、それぞれに透明枠とホワイト枠のデザインがある。

　新製品は、本体の外周部に角度調節ができるLEDスポット光を3灯搭載することで、下方向に均等な明るさで照らすだけでなく、壁面の絵画や室内に置いた観葉植物などに対して、ピンポイントで照らせる。これにより、部屋の雰囲気を上質に演出できる。

　また、生活シーン合わせた照明パターンにスポット光を組合わせることで、あかりのシーンのパターンをさらに広げ、多彩なあかりの演出効果が楽しめるようになる。生活のシーンに合わせた照明パターンには、「勉強のあかり(文字くっきり光)」、「くつろぎのあかり(夕暮れの空の色の間接光)」、「シアターのあかり(映画館のような雰囲気の照明)」の3パターンある。

　採用されているLEDは、従来のLEDが赤みや肌の色などの見え方で自然光と差異があったのに対し、同社独自の光のスペクトル制御技術の「美ルック(ミルック)」を用い、食べ物、植物、人肌などそれらが持つ本来の色を美しく鮮やかに再現する。そして、鮮やかに見えることで、実際の明るさも明るく感じられるという。（記事：阪木朱玲・記事一覧を見る）