三菱地所、シンガポールで地上40階建てオフィスビル「CapitaGreen」が完成

2015年1月14日 15:30

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三菱地所は、シンガポールでのオフィス開発事業「CapitaGreen」のオフィスビルを完成させ、テナントの入居を開始した。写真:同社が公開したビルの外観写真

三菱地所は、シンガポールでのオフィス開発事業「CapitaGreen」のオフィスビルを完成させ、テナントの入居を開始した。写真:同社が公開したビルの外観写真[写真拡大]

 三菱地所は14日、グループ初のアジアでのオフィスビル事業として進めてきた、シンガポールでのオフィス開発事業「CapitaGreen」のオフィスビルが完成し、テナントの入居を開始したと発表した。

 この事業は、同社の子会社である三菱地所アジア社、シンガポールの不動産会社CapitaLandと、同グループのCapitaCommercialの3社で進められた。オフィスビルは2012年1月1日に着工し、2014年12月18日に完成した。設計は伊東豊雄建築設計事務所、建設は竹中工務店で進められ、総事業費は約14億シンガポールドル(約1,270億円)。

 シンガポールのビジネスの中心地である、ラッフルズプレイスに位置し、地上40階建て、高さ242mとなっている。また、敷地面積は5,478平方メートル、延床面積は約8万2,000平方メートル、貸付有効面積は約6万5,000平方メートルとなっている。

 ビルの外観は約55%を緑化し、複数のスカイガーデンを配置した。基準階フロアは、約2,060平方メートル(約620坪)の無柱の空間で、天井高は3.2mを確保した。また、最先端の省エネ設備を採用したという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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