半自動制御のボットが非合法なブツを勝手に購入したら、その管理者は罪に問われる?

2015年1月7日 12:32

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記事提供元:スラド

insiderman 曰く、 昨年、何度かインターネット上の「闇サイト」が話題になった。こういった「闇サイト」ではビットコインなどを使って非合法な商品の購入が可能なのだが、半自動制御のボットが「闇サイト」から非合法の商品を勝手に購入した場合、そのボットの管理者は罪に問われるのか、という話がSlashdotで取り上げられている(元ネタのThe Guardian)。

 「闇サイト」で販売されている商品の多くは合法的なもので、一部のみが非合法なものだという。そこで、ロンドン在住のアーティストが、「闇サイト」からランダムで商品を購入する「Random Darknet Shopper」というボットを使い、毎週100ドル相当のビットコインで買い物をするというデモンストレーションを行ったそうだ。

 結果、このボットが購入したのはDieselの模倣品のジーンズ、隠しカメラ内蔵のベースボールキャップ、ゴミ箱、Nikeのトレーニングシューズ、住所が監視されていないかを調べるための「囮」のレターセット、タバコ、消防隊のマスターキーセット、Louis Vuittonの模造品のハンドバック、「エクスタシー」という違法ドラッグ、ハンガリーの偽造パスポート、ロード・オブ・ザ・リングのボックスセットといったものだったという。

 興味深いのは、ボットが行った12件の取引の中で詐欺的なものは1件もなく、すべての商品がきちんと届いた点だという。また、これらは警察署の隣にあるギャラリーで展示されているが、これを行ったアーティスト側はこれら行為によって法的に罰せられることはないと考えているとのこと。当局側はこれについて「特異なケース」とし、「英国では違法薬物の購入は明らかに非合法だが、その責任についてはケースバイケースで判断される」として明言を避けている模様。

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