Science誌が選ぶ「今年の大失敗」

2014年12月24日 13:44

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記事提供元:スラド

tarxz 曰く、 Science誌が「Breakdown + Breakdown runners-up」と題する記事を出している。今年に起きた「大失敗」について述べたもので、もっとも大きな物としてはエボラの感染拡大があり、また次点の3つの中にSTAP不正問題が入っている。

 STAPに関しては、共著者が自分で命を絶ったこと、そして理研CDBの再編とスタッフの削減についても書かれている。次点のもう2つは、南極のBICEP2望遠鏡によってインフレーション理論を裏づける重力波を観測したという発表が、実は単なる塵を観測しただけではないかという論争になった、いわゆるBICEP論争と、米NSFと米下院科学委員会の論争に関するもののようだ。

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