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遠い未来でも文化的には現在と変わらないSFの世界
本家/.「Overly Familiar Sci-Fi」より やや旧聞となるが、SF作家のチャールズ・ストロス氏がSFというジャンルにおける困った一面「遠い未来が現在からみてあまりに普通であることが多い」ことについて思慮深い投稿をしている。我々の文化は急速に進化しており、100年前の状態に戻ることすら難しい。しかし、我々が没入する500年後の文化では、宇宙船があること以外はすべてが現在と変わらない。ストロス氏によれば、「このような様式でSFを書くことは、不精な読者が文化的な適応を気にすることなく冒険物語に飛び込んでいけるようにするためで、SF的な装飾は単なる鮮やかな包み紙に過ぎないと主張することもできる。それでも遠い未来を舞台にしつつ大きな文化的な疎外感を与えないSF作品を読んでいると、私はとても変な感じを受ける。我々の歴史という文脈からみると、我々はよそ者であるからだ」という。中には他の作家より努力している作家もいるが、多くは単に物語を語るための背景として使用しているに過ぎないとストロス氏は指摘する。「舞台装置やテクノロジーだけでなく文化の面でも作りこんでいなければ、それは間違ったやりかただ」とストロス氏は結論付けている。
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