小保方晴子氏が理化学研究所を自主的に退職へ、再現事件も打ち切り

2014年12月20日 13:11

印刷

記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【12月20日、さくらフィナンシャルニュース=東京】

 理化学研究所は19日に、小保方晴子氏(31)が退職することを明らかにした。退職届の提出は12月15日で、退職は21日付け。理化学研究所は、退職を認めるという。

 7月から小保方氏によって、監視カメラの付いた部屋で、第三者が立ち会いのもと、11月末までに行われてきた、STAP細胞の再現事件についても、打ち切る方針。

 小保方氏は、以下のようなコメントを発表している。

 「どのような状況下であっても必ず十分な結果をと思い必死に過ごした3か月でした。予想をはるかに超えた制約の中での作業となり、細かな条件を検討できなかった事などが悔やまれますが、与えられた環境の中では魂の限界まで取り組み、今はただ疲れ切り、このような結果に留まってしまったことに大変困惑しております。

 私の未熟さゆえに論文発表・撤回に際し、理化学研究所を始め多くの皆様にご迷惑をおかけしてしまったことの責任を痛感しておりお詫びの言葉もありません。検証終了を以て退職願を提出させていただきました。最後になりますが本検証実験にあたり検証チームの皆様はじめ、ご支援・応援してくださった方々に心より御礼申し上げます。」

 小保方氏の再就職先などについては、未定。【了】

■関連記事
【続報】小保方晴子氏が理化学研究所を自主的に退職へ、再現事件も打ち切り
【特報】中国市場を足場に、世界市場を狙え!(2)
【コラム 黒薮哲哉】「最高裁をただす市民の会」が小沢検審の架空議決疑惑で、会計検査院に調査を要請

※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。

関連記事