Google、大学の計算機科学系学部を支援へ

2014年12月18日 17:17

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 Googleは大学の計算機科学系学部が抱える問題を解決するため、いくつかの提案を行った。米国ではこれらの学部を希望する学生が6年連続で増え続けている。しかし、入学者希望者が大幅に増えているにも関わらず、教員不足などの問題から大学側は受け入れ環境を整えられていないそうだ。そこでGoogleは能力のある人間に関してはオンラインコースなどに移動させたり、特定条件を満たした場合に資金を提供することで、問題に対処することを考えているという(Computing Education BlogGoogleSlashdot)。

 条件としては、女性や過小評価少数民族(アフリカ系アメリカ人、ラテン系、アメリカインディアンまたはアラスカ先住民の男女)、保護者が大卒でない、といったものが含まれている。ただし、NSFの方針やオンライン教育サイト「Codecademy」と同様に(平均的に成績の良い)アジア系および白人男子については除外されるようだ。

 また、大型プロジェクトを行う学校に対しては年間300万~500万ドルの資金提供も行われるらしい。ただし、一部の教育者の間では公立学校への企業影響力の増大を懸念する声も出ているようだ(PoliticoNew York Times)。

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