丸紅、木曽岬干拓地でメガソーラー稼動開始 想定年間発電量 は5,200万kWh/年

2014年12月17日 13:39

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写真愛知県側から三重県方面を望む空撮(丸紅の発表資料より)

写真愛知県側から三重県方面を望む空撮(丸紅の発表資料より)[写真拡大]

  • 木曽岬干拓地の位置を示す図(丸紅の発表資料より)

 丸紅は16日、全額出資子会社木曽岬メガソーラーによる三重県桑名郡木曽岬町、桑名市、愛知県弥富市にまたがる木曽岬干拓地でのメガソーラー案件について建設工事が竣工し、商業運転を開始したと発表した。

 これは、2012年に三重県、愛知県が公募した木曽岬干拓地の約78haの土地を利用した「木曽岬干拓地メガソーラー設置運営事業」に、丸紅が企画提案し、同年11月に事業者として選定されたもの。2013年5月に三重県、愛知県と基本協定を締結し、同年7月に着工、今回商業運転を開始することとなった。

 売電期間は2014年12月16日~2034年12月15日の20年間である。発電出力は49MWで、想定年間発電量は5,200万kWh/年と、約1万4,500世帯の年間電力量に相当するという。

 丸紅の国内におけるメガソーラー案件は、大分県大分市の82MW案件など、8件、14箇所になり、総発電容量は約200MWに上る。丸紅はメガソーラーのみならず、中小水力発電、洋上風力発電や地熱発電等も手掛けており、今後も再生可能エネルギーの普及に、積極的に取り組んでいくとしている。

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