関連記事
米アイオワ州、運転免許証として利用可能なモバイルアプリを提供する計画
米アイオワ州では、モバイルアプリを運転免許証として利用できるようにする計画があるそうだ(The Des Moines Registerの記事、WIRED.jpの記事、本家/.)。
アプリは2015年中に追加費用なしで提供される予定で、州運輸局発行の公式な運転免許証として利用できるようになる。希望者には従来のプラスチックカード型運転免許証も発行されるが、デジタル免許証はさまざまな場面で公的な身分証明書として利用できるようになるようだ。アプリはPINコードで認証が行われ、不正利用されにくくなるとのこと。米国ではアイオワ州を含む30以上の州でアプリを自動車保険証として利用できるようになっているが、運転免許証のモバイルアプリ化は米国初だという。
ただし、実際の運用には課題が残されている。プラスチックの運転免許証にはバーコードが印刷されており、警察官がバーコードをスキャンしてデータの読み取りを行う。アプリにも同様のバーコードが表示されるが、スキャンに使用する機材はパトカーに搭載されているので、端末を一旦警察官に手渡す必要がある。そのため、ドライバーが警察官とのやり取りを記録したいといったケースや、弁護士などに連絡を取りたいといったケースで自分の端末を利用できなくなってしまう。また、バーコードをスキャンする前に端末が自動でロックされる、バッテリー切れになる、画面に傷があってバーコードが読み取れないなどのケースも考えられる。警察官が運転免許とは無関係なデータを盗み見る可能性や、着信したテキストメッセージを意図せず見てしまう可能性もある。携帯型のスキャナーを使用することで多くの問題はクリアできるが、追加の費用がかかってしまう。州運輸局などでは2015年に数か月かけてアプリを試用し、その結果に基づいて改善を行う予定だ。実際に州民がアプリを手にするのは2016年になることが予想されるとのことだ(The Des Moines Registerの記事2)。 スラッシュドットのコメントを読む | モバイルセクション | モバイル | テクノロジー | YRO | 携帯電話 | アメリカ合衆国
関連ストーリー:
自動運転車両の保険はどうなる 2014年06月16日
運転免許を所有していない人が一人で自動運転者に乗ることの是非 2014年05月29日
ヤマト運輸、ICカード免許証を活用した運転免許証管理システムを構築 2014年02月08日
活用されない運転免許証のIC機能 2014年01月03日
スマートフォンアプリでのトラブルを補償する保険商品が登場 2012年11月12日
三井住友海上火災保険、スマートフォンをドライブレコーダー化するアプリを提供 2012年05月15日
チューリッヒ保険、事故多発エリアへの接近警告サービスを開始 2011年12月20日
住基カード詐取にどう対応する ? 2010年08月25日
運転免許証をデビットカードとして使う 2007年05月18日
カリフォルニア州が免許証等へのRFID搭載3年間禁止法案を採択 2007年04月29日
来年より運転免許証が非接触型ICカードに切替え開始 2006年09月09日
運転免許証もICカードに 2003年06月12日
新しい身分証明書:運転経歴証明 2001年09月14日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク

