KDDI、MVNO「UQ mobile」を提供 2GBで980円 Androidスマホ2機種も

2014年12月11日 18:10

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KDDIバリューイネイブラーが18日発売するスマートフォン端末「KC-01(京セラ株式会社製)」と「LG G3 Beat(LG Electronics Inc.製)」(同社の発表資料より)

KDDIバリューイネイブラーが18日発売するスマートフォン端末「KC-01(京セラ株式会社製)」と「LG G3 Beat(LG Electronics Inc.製)」(同社の発表資料より)[写真拡大]

 KDDIグループのKDDIバリューイネイブラーと沖縄バリューイネイブラーは11日、仮想移動体通信事業者(MVNO)によるサービス「UQ mobile」を18日から提供すると発表した。KDDIと沖縄セルラー電話の回線網を使用したMVNOで、自社ウェブサイトや家電量販店で専用端末やSIMカードを販売する。

 料金プランは、月額980円(税抜)で、下り最大150Mbps・上り最大25Mbpsでの高速通信が2GB分までできる「データ高速プラン」と、月額1980円(税抜)で最大300kbps(31日までは500kbps)での通信が無制限で利用できる「データ無制限プラン」の2種類。いずれのプランでもショートメッセージサービス(SMS)送受信が可能。SMS送信料は国内1通3円(税抜)、海外1通100円(免税)。なお、「データ高速プラン」の通信分超過時の通信速度は200kbpsに制限される。また、SIMカード購入には3,000円(税抜)が別途必要。

 加えて、月額700円(税抜)の追加で音声通話が利用できる「音声通話プラン」も用意する。通話料は30秒20円(税抜)。なお、同プランは12カ月以内に解約する場合は、契約解除料9,500円が必要。

 また、サービス開始に合わせ、Android4.4スマートフォンとして「KC-01」(京セラ製)と「LG G3 Beat」(LGエレクトロニクス製)の2機種を18日に発売する。「KC-01」は、4.5インチのqHDの画面を搭載し、防水(IPX5/7)および防塵(IP5X)に対応。「LG G3 Beat」は、5.0インチHDの画面を搭載する。いずれも、赤外線通信、ワンセグ、おさいふケータイは利用できない。

 端末代金の支払い方法は「一括払い」「端末購入アシスト」のいずれかから選択できる。「端末購入アシスト」を選択すれば、スマートフォンの購入から24カ月後まで、月額料金に加算して支払う形になる。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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