Microsoftが.NET Coreを紹介

2014年12月7日 15:52

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記事提供元:スラド

本家/.「Microsoft Introduces .NET Core」より MicrosoftのImmo Landwerth氏が、オープンソース化される.NET Coreの詳細を紹介している。.NET Coreは統合されたBase Class Library(BCL)とともにモジュール式に構築されているため、Coreの必要なパッケージのみをインストールし、NuGetを使用してアプリケーションと一緒に提供することが可能だ。そのため、NuGetは第一級市民となり、.NET Coreパッケージを配布するデフォルトのツールとなる。

.NET Frameworkのクロスプラットフォームのサブセットだが、.NET Coreは独自の更新スケジュールを持つことになる。.NET Frameworkは年1度更新されるのに対し、.NET Coreは年に数回更新される。.NET 4.6のリリース時点で、Coreは明確な.NET Frameworkのサブセットとなり、以降は.NET Frameworkの一歩先を進み続ける。「.NET Coreプラットフォームはオープンソース開発と、NuGet上での迅速な配布に最適化された新たな.NETスタックだ。我々はMonoコミュニティーと協力してWindows、Linux、Macのいずれでも素晴らしいものにし、Microsoftは3つすべてのプラットフォームでのサポートを行っていく。」とのことだ。

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